5月9日(木) 2年生が、広島研修の事前学習として、原爆の被爆体験者からお話を聞きました。講師は、昨年もお越し頂いた「原 廣司」先生です。
先生は、今年82歳になられるそうですが、たいへんお元気で、一人で電車で広島から来てくださいました。また、先生は30年にわたって原爆ドームの絵を描き続けておられ、その数は現在、3200枚を越えるそうです。そして、その絵は、世界のあちこちの国に展示されているそうです。
先生はお話の中で「もう、被爆体験者から直接話を聞く機会はほとんどありません。なぜなら、体験者の多くがガンで亡くなってしまっているからです。だから、この機会を大切にしてください。」とおっしゃいました。また、原爆がいかに非人道的な武器であるか。また、アメリカの原爆投下が実験であったこと。さらに、戦争がどれほど辛く悲しいことか、平和がいかに尊いか。など、多くのことを伝えてくださいました。
そして、最後に、自作の詩を聞かせてくださいました。
原先生、ありがとうございました。
生徒たちは、約1時間のお話を真剣に聴いていました。
先生のお話が、生徒たちの心に大きく響いたと思います。