【たまねぎの芽】
学校朝会や放送朝会で、花や野菜や果実などの植物を持ってきて子どもたちに見せています。自然に関心を持ってほしいという意味もありますが、植物の成長や特徴を見ることで、自分が生きているということを意識してくれたらと思っています。
早島小学校では、「食育の推進、健康と安全に関する指導の充実」を指導の重点としています。本年度は、文部科学省の委託事業「栄養教諭を中核とした食育推進事業」の指定を早島町が受け、本校でも食育の充実をめざしています。
食べるということは、野菜であれ肉であれ、生命をいただくということです。食を大切にすることは、いただく生命に感謝することであり、自分や友だちの生命を大切にすることにつながると思います。保護者の皆様や地域の皆様にもお願いして、食育の充実のため努力したいと思っています。
今日の学校朝会で子どもたちに見せたのは「たまねぎ」です。昨年末に、保存していたたまねぎから芽が出だしました。これを植えるとどうなるのだろうと思い、子どもたちにも放送朝会で話して畑に植えてみました。
片方は、種を蒔いて苗を作って植えたもの。
もうひとつは、たまねぎから出た芽を植えたものです。
どちらも同じように根がふくらんであと少しで食べられそうです。しかし、たまねぎの芽を植えた方は、とうが立っています。これでは中心部が固くておいしくありません。芽を植えたたまねぎのすべてがとう立ちしています。種を蒔いて苗を作って植えたたまねぎは、一本もとう立ちしていません。どなたか詳しくご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。