今日は、1年生の保護者の方を対象にした、給食試食会がありました。
そこで、岡山県の食文化を知らせようと“飯借(ままかり)の南蛮漬け”を献立に取り入れました。
「ままかりという名前の由来は、あまりのおいしさからご飯が足りなくなり、まま(ご飯)を隣の家に借りてこなくてはならないほどだということから名づけられたと言われています。(参考文献:郷土食の料理集【全国版】―学校給食から伝えていきたい日本の味/全国学校栄養士協議会 編集)」
みなさんは、ご飯をしっかり食べることができましたか?
『ままかりは、骨があるし、酸味があるから残るかな・・・。』と心配しましたが、弱火でじっくり揚げたので、骨まで食べていました。中には、きれいに骨と身を分けて食べた子、シッポだけ残した子、半分残した子、「骨がノドにひっかかったことがあって、やっぱり食べれんかった。」と言う子もいました。
保護者の方の感想には、「地産地消が大切とわかっているけど、ままかりをお店で見ても買うことはなかった。」「骨のある魚を食べることも大切だと感じた。」などと書かれていました。
これを機会に、ご家庭でも食べてもらえるとうれしいです。
【今日の給食】
麦ごはん(味付けのり) ままかりの南蛮漬け ごま和え さつまいものみそ汁 牛乳