割り箸にタコ糸で餌のスルメをつけ水の中に垂らしじっと待ちます。すぐに，うぐいす組の子が「先生！ザリガニがひっぱてる」と小さな声で知らせてくれ，近くにいた先生が網を持ってすくい取りました。「やったー」と大喜びの子ども達。「今度は自分が」という気持ちで真剣に糸を垂らしていました。次々に「釣れてる！」「先生来て！」と声がかかり，大小さまざまなザリガニが釣れました。「だまりっこしたら釣れるよ」「じっとしてないと釣れんよ」など子ども同士で話している姿も見えました。「全然釣れない」という子どももいましたが「みんなでおいしそうな餌を垂らしていたからザリガニが来たんよ。たまたま釣れたのは友達だけど一緒に釣ったのよ」と声をかけました。もう少し釣りたい子どももいましたが，釣ったザリガニを持って東分園に帰りました。
弁当までの時間，園庭で一緒に遊びました。初めて遊ぶ遊具に大喜びの本園の子ども達。虫好きなこまどり組とうぐいす組の二人が一緒に虫を探して見せてくれました。
弁当は遊戯室で年長組みんなで食べました。昨年度年中組のときは東分園の子ども達が本園で何度か一緒に遊んだり弁当を食べたりしましたが，今日は東分園で一緒に過ごせてよかったと思います。一緒に早島小学校に行く仲間です。また一緒に遊べるといいなと思います。
本園の子ども達は，東分園の友達にお礼と「さよなら」を言って歩いて本園まで帰りました。少し疲れましたがザリガニのお土産と楽しかった思い出をもって帰りました。
