１０月２４日（土），授業参観とＰＴＡ人権教育講演会がありました。あいにく，高校のオープンスクールと重なってしまい，少し生徒が少ない授業参観となってしまいましたが，たくさんの保護者の方々，地域のみなさまが参観しに来てくださいました。
ＰＴＡ人権教育講演会では，元岡山県立岡山盲学校教頭 竹内昌彦先生をお迎えし，「私の歩んだ道～見えないから見えたもの～」と題する講演をお聴きしました。目が見えないことで感じる現代社会の不便さ，命の大切さ，将来への考え方等，自分の体験談・経験談を多数織り交ぜながら話をしてくださいました。自分が成績で「５」をとったとき，担任教師に「今，あなたがとった「５」は本物の「５」ではない。勉強が苦手な人にも教えて知識を広げていく中でその「５」は本物の「５」になる。」と教えられたことや「人からありがとうといわれる体験をたくさんしてほしい」「周囲の人にやさしい目と優しい心をもてる人になってほしい。」という願い，そして「『つまらない』と思うのは損。ぼやく前に全力を尽くせ。そうすればおもしろくなり，幸せへの入り口が見える。」といった明日につながる話をたくさん聞かせていただきました。この貴重なお話を日々思い出しながら，毎日を大切に，自分を，他の人を大切に思いながら，充実した生活を送ってほしいと思います。
