2014年7月24日木曜日

道徳教育実践例

 <セミが鳴いている>
夏休みを前に幼稚園の園庭にある桜の木でセミが鳴き始めました。子ども達は昨年度,地域の方から頂いたセミの幼虫を桜の木の下の土に放し,地域の方と家を造りそこへ置いていて,いつセミが出てくるか楽しみにしていたので,「あのセミかもしれない」と大喜び。
   翌日,桜の木の近くの塀でセミのぬけがらを見つけ,「どこから出てきたのかな」と今度は幼虫が出てきた穴を探していました。「ここにある!」と近くにあった穴を見つけ,「やっぱりここからでてきたんだ」と大喜びの子ども達。「でも,出てくるまで3年かかるから,(昨年の幼虫とは)違うセミかもしれないよ」という子どももいましたが,ほとんどの子ども達は信じているようでした。桜の木の中にセミを探しましたが,その時は見つかりませんでした。その後,セミの声を聞くと,「あ,鳴いてる!」と満足そうな子ども達。
 
 
「わ!セミのぬけがら!」

「どこかに穴があるかな?」
  


「ほら!ここに穴があるよ」
夏休みになり,セミの声もよく聞こえるようになりました。夏真っ盛り!!幼稚園の近くを通ったら耳を傾け,姿を探してみてください。