こんにちは給食室です。
昨日参加した「ごはん食出前講座」で、岡山県の食習俗についての講義がありました。
地域に伝わる食物や料理法、特定の日の食習=郷土料理についての話の中で思ったことは、
昔から伝わる食文化を伝えていかなければならないことは変わらないけれど、
郷土料理はその地域でとれるものを使って今の時代にあった料理を作ることも郷土料理なんだな・・・と。
先日、早島の地場産物や郷土料理は何でしょうと、みなさんにお尋ねしましたが、
もしないのなら、今早島でとれているもので今の時代に合った何か作ればいいんですよね。
ところで、今週は実は地場産物にこだわった給食になっています。
もしかしたら、和食が多いなとか、魚が多いなとか、思われているかもしれません。
岡山は瀬戸内海の魚介類が豊富な県ですよね。
月曜の鰆は岡山を代表する魚ですし、春菊は早島で一番たくさん作られている野菜。
火曜のゲタも岡山産で、舌平目のことを岡山ではゲタというという話を給食のときに放送していたと思います。水曜のあなごも岡山産で、子どもたちにはあまり好まれないはりはり和えの花切だいこんの消費は岡山は他の県と比べとても多いそうです。そして今日の紫苑は早島地域農園の方が給食のために提供してくださったものです。
もちろん、給食で使っている食材は普段から地場産物を活用するようにしていますが、コストの面や規格等で難しいこともあります。
けれど、「早島の〇〇さんの春菊 」など顔が見える食材が使えると、安心ですし、何より子どもたちがしっかり食べるのではないかな~と思っています。
毎日何気なく食べている給食かもしれませんが、たくさんの人のおかげでおいしくて安全な給食が食べることができているのです。
感謝して食べましょうね。
11月14日(水)の献立
あなごごはん、牛乳、はりはり和え、かんぴょうのかき玉汁、紫苑