2015年2月4日水曜日

豆まきをしました!(東分園)

 今日は節分です。節分は,季節の変わり目を表す言葉として使われていましたが,最近では,年の始めとして冬から春への節目,立春の前日の2月3日を節分と呼んでいます。

 昨日,年長児が,年中児・年少児のペアの友達に作った枡を部屋に届けに行きました。年長児は,自分のペアの友達の喜ぶ顔を思い浮かべながら,楽しんで作っていたので,渡せて嬉しそうでした。


 
 自分で作った鬼のお面を被って園庭に集まりました。鬼に豆を撒こうと,やる気満々の子もいれば,鬼が怖くて少しドキドキした表情でいる子どももいました。

 節分の話を聞きます。鬼が苦手なものは「臭いもの」「尖ったもの」だという話を聞き,柊鰯を玄関先に飾る由来を聞きました。柊のトゲトゲを見たり,鰯の匂いを嗅いでびっくりしていました。



 各クラスのお面を紹介してもらいました。自分のお面とはまた違った素敵な鬼面をみて「すごいね」と言っていました。




 そして,自分の中にいる鬼について考えました。朝寝坊鬼,お風呂に入りたくない鬼,遊び続けてしまう鬼等がいると言う子どもがいて,「その鬼を体の中から追い出そう!」という話をしました。

 豆を枡に入れてもらい,さあ準備万端!ゴールに掛けられた大きな鬼に向かって「鬼はそと!」
と,豆を撒きました。




 張り切って豆を撒いていると,なんと!背後から大きな鬼が二人登場しました。びっくりして動けなくなってしまう子どもや,福の神である担任にしがみついて涙を見せる子もいました。友達を慰めようと,抱きしめたり,手をつないだりして,助け合う微笑ましい姿も見られました。
途中で気持ちを切り替えて,勇気を出して,鬼に豆を撒きに向かっていく子どももいました。








 
 みんなの力で鬼を退散させた後は,園庭に撒いた豆をみんなで掃除して,部屋に入りました。
おやつに福豆をおいしく頂きました。「こわかったね」「おもしろかったよ」「がんばったよ」と,豆を頬張りながら,話をしていました。
             








 みんなで勇気を出して力を合わせて頑張りました。
きっと,みんなの中にいた鬼も退治することができました。
明日から,いい気分で春の訪れを迎えられそうですね。