2012年6月13日水曜日

泰山木(タイサンボク)

  数日前から、校長室に「泰山木(タイサンボク)」の香りがしています。
 学校のご近所からいただいたものですが、柑橘系に近い爽やかな香りで、気分も和らぎます。
 花びらは純白で、直径約25㎝もあり、かなりの大きさです。
 「泰山木」はモクレン科の常緑樹で、樹高20mにもなる高樹のため、「大山木」とも書くそうです。
 

 もともとは、アメリカ合衆国南部が原産地で、合衆国南部を象徴する花木だそうです。
 日本へは、明治時代に輸入され、気候・風土に合ったのか、各地で公園樹として植栽されているようです。
 これまで、「タイサンボク」という樹名は聞いたことがありましたが、実際に花を見たのは初めてです。美しく大きな花に驚きました。季節ごとに、花や木を楽しむことのできるこの地域の環境に感謝です。