今日の献立では“鰆のゆずみそかけ”“れんこんきんぴら”が多く残っていました。
子どもから『ゆずみそは、みんな嫌いです。出さないでください！』といわれました。
一方、配膳をしている給食当番が『あ～。魚からいい匂いがする。ゆずの香りだ！』といっているのを聞きました。
好みは人によって随分違うものです。
特に、酸味のあるゆずは、子どもにとって苦手と感じる味かもしれません。
しかし、成長とともに味覚も変わり、おいしいと感じるようになったり、食べたいと思うようになったりします。
食べた経験のないものは、大人になっても食べれない場合があります。
子どもたちの健やかな成長のため、食体験を増やすため、給食室一同、頑張って給食を作ります。
また、給食を支えてくださる地域の生産者の方と協力して、おいしい給食を提供できるようにしたいと思います。
【ゆずのよさ】
●ビタミンＣがたっぷり
皮の方がビタミンCが多く、果汁のおよそ4倍も含まれています。
風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があります。
●皮にはペクチンがたっぷり
ペクチンとは食物繊維のことです。
腸の調子をよくする効果があります。
●クエン酸・リンゴ酸がたっぷり
酸味のもとになるクエン酸やリンゴ酸を多く含んでいます。
疲れをとる効果があります。
カルシウムの吸収を助ける働きもあります。
【今日の給食】
麦ごはん 鰆のゆずみそかけ れんこんきんぴら すまし汁 牛乳
